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上司からパワハラを受ける男性

パワハラで仕事に行きたくない!パワハラの具体例と対処法

パワハラとは

パワハラという言葉が世間に定着してきていますが、パワハラとはそもそもどんなことかご存じでしょうか。
“パワーハラスメント”の略称で、職務上で優位な立場に当たる人が、自分よりも不利な立場の人に対して行うハラスメント行為をさします。
パワハラは明らかに度を超える肉体的や精神的な攻撃によって、本人への負担はもちろん職場環境も悪化する非常に劣悪な行為になりますので、各企業で積極的に是正が行われつつありますね。

職場でのパワハラの種類と具体例

職場でのパワハラには様々な種類があります。
まず一番にあげられるのが、暴力行為によるパワハラです。

肉体へ直接的に暴力を振るう、クビにするぞなど、言葉で脅迫をして精神的に攻撃をする事がこちらに当たりますが、いずれも非常に悪質で取り締まり対象になります。
こちらには無視をすることも当てはまりますので、自身が意図的に無視をしている、または職場全体に無視をするように呼びかけるなどの行為が当てはまるでしょう。
職場から意図的に孤立をさせることは完全なるパワハラとなりますので、職場の机を1人だけ意味も無く隔離した場所におくなどもパワハラになります。

また、仕事上で明らかに過大な要求を行う事も当然パワハラです。
まだ新人の社員に明らかに上司クラスが行うような仕事を1人で押しつけたり、1人では通常こなせない仕事の量を押しつけるなどがこちらですね。
ただし反対に明らかに過小な要求を行う事も問題で、その目的が対象者を精神的に攻撃する事が目的なのであれば、パワハラの一種になります。

更に、パワハラはプライベートな部分にまで及びます。
部下が休日何をしているのか把握する事が仕事であると誤認し、無理矢理部下から聞き出すようなことはNGです。
会話のネタとして当たり障り無く聞く程度であれば問題ありませんが、本人が嫌がっているにもかかわらずプライベートな話題を聞く事は問題になります。

パワハラをされたときの対処方法

パワハラをされている際には、とにかく証拠を掴むことを最優先にしましょう。
相手との会話を録音しておく、暴力を振るわれた場合は診断書を取得する、余裕があれば隠しカメラを仕掛けておくなども有効です。

過大な要求に対してはその仕事が出来ない旨をきちんと意思表示した上で、録音をするのも1つの手です。
出来れば仕事を押しつけてきた目上の者よりも更に上のクラスの人間にその旨を伝えましょう。

1人では対処が出来ない場合、総務部や外部機関などを頼ることも視野に入れて下さい。
追い詰められるまで我慢をするのではなく、着実に証拠を残していざと言う時にしっかり戦えるように、準備をすることが大切です。