
セキュリティ重視の物件に住みたい
他の国に比べて治安が良いと言われる日本ですが、それでも窃盗や強盗などの事件がないわけではありません。
また、ストーカー被害も増えてきており、女性だけでなく男性が被害者になるケースもあります。突然このような事態が身にふりかかる、巻き込まれてしまう可能性は往々にしてあるのです。
地元から離れて一人暮らしをする予定の人は、この様な犯罪に巻き込まれないよう、防犯のためのリスク対策をしておくことが大切です。
ここでは、セキュリティ重視の物件の特徴や物件の選び方について紹介します。
セキュリティ対策の種類
防犯カメラ
防犯対策としてもっともポピュラーな方法です。犯罪を防止するために、ビデオカメラがマンションの入り口やエレベーター内などに設置されています。監視だけでなく撮影した画像は録画されているので、事件が起きてしまったとき、詳細な映像を取得する際にも役立ちます。
24時間緊急対応
入居者の異常を検知したときや自分から連絡したとき、警備員が急行するサービスです。不審な人に付きまとわれた際も、専用端末からの発信で位置情報が発信され、迅速に緊急対処スタッフが駆けつけてくれます。
画像出典:信州大学 学生マンション
TVモニター付きインターホン
玄関のインターホンにテレビカメラが取り付けられており、どんな訪問者が来ているかを確認できる装置です。従来のドアスコープよりも安全性が高く、防犯対策として有効なことから一般的な住宅にも広く採用されています。
オートロック
物件の共有部分であるエントランスに設置されているセキュリティシステムです。中に人が入ると自動的に施錠されるようになっており、オートロックを開錠しなければ建物内に人を入れることができません。入居者が許可した人だけが入れるため、知らない人が建物に侵入するのを防ぐ効果があります。
複数の対策がされている物件を選ぼう
これらのセキュリティ対策がされているからと言って、必ずしも安全というわけではありませんが、設置されていることによって防犯効果を高めることができます。
複数の対策が施されている物件を選ぶとより安心度が高まります。夜道を歩くのがこわい、誰かに付けられないか心配と言った方は、このようなセキュリティ対策が整っている物件を選ぶようにしましょう。