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お札と小銭

セクハラで上司を訴えたい!その際に必要な費用や証拠とは?

セクハラとは?

セクシャルハラスメントの略称であるセクハラですが、セクハラによって心身を病んでしまい、仕事を辞めざるを得なくなったという方は少なくありません。
被害者は女性だけでは無く男性も対象で、セクハラの被害に悩んでいる方は後を絶たない現状があります。

そもそもセクハラとは、体を触られるなど物理的接触をはじめ、不快に感じる性的ジョーク、性的発言をされることで精神的負担を強いられることです。
お尻を触られたからセクハラ、というような単純な話ではなく、本人がセクハラと感じたらセクハラに値することがほとんどでしょう。

セクハラに悩む方の多くは、こんなことくらい冗談として受け止めないと、と無理に考えてしまい我慢した結果、追い詰められる事がほとんどです。
嫌な物は嫌、間違っている物は間違っていますので、我慢をすることはありません。
ハラスメント行為を許す企業は無くなってしかるべきですので、徹底的に戦った方が良いでしょう。

セクハラの被害を相談出来る場所

とはいえ、1人でどうにかしようと思ってもなかなかそうはいかないのが現状です。
セクハラの被害を相談出来る場所はいくつかあります。

まず、車内の相談窓口があれば、そちらに相談してみると良いでしょう。
相談窓口で相談をするだけで、きちんとした会社であれば誠実に対応をしてくれます。

会社内の人に話すのはちょっとと言う場合や、相談窓口がきちんと機能していないという場合は、労働局に相談するのも手です。
労働局に相談をすることで、どんな対応をするべきなのかアドバイスをしてもらえるとともに、会社側の対応に問題がある場合などは、是正勧告などを行ってもらえます。

上記の方法を利用しても改善される兆しが無い場合、弁護士などのプロを雇わざるを得ないでしょう。
労働問題を取り扱っているプロを探すことで、具体的にどんな対策を取るべきかアドバイスをしてもらえる事を始め、必要に応じて損害賠償請求や慰謝料請求、刑事事件への対応を行ってもらえます。

必要な証拠や費用について

セクハラの証拠として、セクハラをしてきた人から受け取ったメールやメモ、録音された発言や、セクハラ行為をされた瞬間の動画や写真などがあげられます。
また不利益処分を受けた場合、辞令書も証拠になりますので保管しておきましょう。

費用は弁護士事務所によっても変わります。
最初の相談は無料という所もあれば、30分で5千円という所もありますので、いくつか探してみると良いでしょう。

仕事を依頼する場合、着手金で10~20万円前後、報酬金で賠償金の10~20%前後を受け取るという弁護士がほとんどですね。
事前に見積もりを出して貰えますので、不安な場合は依頼前によく確認しましょう。